はじめてのお彼岸のお墓参り。
子供のときは、親に付いていくだけだったので楽ちんでしたが、いざ自分がお参りしようと思うと、何を持っていくのか?服装はどうすればいいのかわからなくなります。
今回は、はじめてお彼岸にお墓参りするときの注意点などを紹介します。
お彼岸にお墓参りへ行くときの持ち物
お彼岸にお墓参りするといっても、基本的にお盆などの時期に行くのと持ち物は同じです。
埋葬されている墓地によって、少し違いますが現地で借りられる物もありますので、確認してみて下さい。
- お供え物
- 生花
- お線香
- ろうそく
- 数珠
- ライター
- ゴミ袋
- 軍手/li>
- スポンジ
- たわし
- 数珠
- 歯ブラシ
- 植木ばさみ
お墓参りに持っていくもの
大きく分けると、お供えする物・備品と掃除道具に分かれます。
お供え物
昔は水菓子(果物)や生菓子(饅頭や羊羹などの和菓子)をお供えすることが多かったですが、最近では故人の好きなものを中心にお供えすることが多いです。
しかし、年配の方の中には昔ながらの風習を大切にされている方も多いので、注意して下さい。
また、お供え物はお参りに行ったあとに、お下がりとして頂くのが一つの供養ともされているので、持ち帰ります。
お墓参りに行く日が中日だと、ぼたもちやおはぎをお供えに持っていくのも良いでしょう。
生花・植木ばさみ
こちらも、最近では特に決まりはなく、故人が好きなものや季節の花を飾ることが多いです。
ただ、トゲのあるお花。毒のあるお花はダメです。
お花を活ける箇所は2箇所ありますので、お花も2本で1対となります。飾るお花の種類は3~5種類ぐらいです。
お花を活けるときに、小ぶりの植木ばさみがあればとても役立ちますので忘れないで下さいね。
お線香・ろうそく・ライター・数珠
お線香に火を付けるときは、まずろうそくに火を灯しお線香に火を移すのが一般的です。
お線香やろうそくの火を消すときには、直接口で消すのはタブーですので、必ず手であおいで消すようにして下さいね。
掃除道具
墓石やお墓周りを掃除するにに使います。
墓石の汚れがひどいと洗剤類を使いたくなりますが、墓石が痛みますので、使わないで下さい。
細かいところは、歯ブラシを使うと便利です。
お墓の清掃は、かなり手も汚れますので軍手をはめて行って下さい。
借りられる物
- ほうき
- ちりとり
- バケツ
- ひしゃく
複数のお墓をお参りするときには、バケツの水は1個では足りませんので、2個以上お借りするほうが良いです。
お彼岸のお墓参りに適した時間帯
お参りに行く時間帯ですが、基本的に決まりはありませんので、お好きな時間帯でかまいません。
寺院の中にお墓がある場合ですと、先方にも迷惑が掛かりますので、遅くても日没前にお参りするほうがいいですね。
お彼岸の時期ではありませんが、お盆の時期ですと夜にお参りする地域もあるらしいです。
お参りの時間に特に決まりはないのですが、年配の方などに多いのは、午前中です。
なぜ午前中に行くのが多いかと言いますと、仏様を後回しにして、自分の都合を優先するのは古くよりいけないと考えられているからです。
わたしの場合、車で2時間くらいの場所にお墓があるので朝の早くに出発し、遅くとも7時ごろには到着していることが多いです。
朝方ですと道路も空いていますし、何より朝一番でお墓を綺麗にしお参りすると、すがすがしい気持ちになれるのでとても好きです。
年配の方には、午前中の方が好まれる場合も
お彼岸のお墓参りの服装は?
お彼岸だからといって、特別な服装でお参りする必要はありません。通常の服装で大丈夫なのですが、あまりにも派手な衣装などは避けたほうが賢明です。
故人が亡くなってはじめてのお彼岸ですと、ご自宅で法要があることもありますので、そのときは礼服を着ていくのが望ましいです。
また、お彼岸の時期にはお寺で彼岸会(ひがんえ)法要という仏事が行われていることもありますが、あまりにも華美なものでなければ、礼服でなくても大丈夫です。
わたしの一族のお墓は、山の中にあるので素足や足を出していると、もの凄い勢いで虫に刺されます。
お墓は、山の中にあることも多いと思いますので、虫除けスプレーをするのをおすすめします。またお墓を清掃中も虫に刺されますので、蚊取り線香を持参しています(笑)
まとめ
小さい頃は、お墓参りに行くのがとても面倒で嫌いでした。
自分の都合や遊びを優先させていたこともあります。
大人になった今でも正直、面倒くさく思うときもあります(笑)
ですが、手を合わせているときはもちろん、掃除中であっても何ともなしに、心の中で色々と仏さまに語りかけていると不思議に心が落ちついてくるのは、わたしだけでしょうか?
年にほんの数回しかお墓参りをしないわたしでさえ、浄化されるような気持ちになります。
忙しさを言い訳にせず、なるだけお墓参りに行けるように努力したいと思います。努力するようなことでもないですけどね(笑)