店頭で何度も試し書きしたにも関わらず、ボールペンのインクが出ないときってありますよね。
また、お気に入りのボールペンに限ってインクが出なくなってしまうことも・・・
今回は買ったばかりのボールペンのインクが出ない原因や、インク切れでもないのに書けなくなったボールペンの復活方法を紹介します。
わたしは、学生時分から暗記物の勉強するときにはいつもボールペンを使っていました。
鉛筆やシャーペンとは違って、筆圧を掛けても芯が折れないボールペンは暗記の勉強には必需品でした。
およそ、3週間から1ヶ月間で丸々1本ボールペンを使いきってきましたのでボールペンの使用本数は半端ないです(笑)
「墾田永年私財法墾田永年私財法墾田永年私財法墾田永年私財法墾田永年私財法墾田永年私財法墾田永年私財法墾田永年私財法・・・」
ゲシュタルト崩壊まっしぐらになるぐらい、書きまくって覚えていました。
勉強中、インクがまだあるにも関わらず、途中で書けなくなってしまうのは、とてつもなくストレスがかかります。
最終的には、インクが出なくなりにくいお気に入りのボールペンを見つけることが出来てストレスはかなり軽減されました。
それでもインクが出なくなってしまうことはありました。
社会人になってからも、ボールペンはよく使うので、インクが出ないときの対処法などを紹介していきますね。
ボールペンのインクが出ない 新品なのに!
買ったばかりのボールペンなのにインクが出なくなることがあります。
わたしは可能な限り店頭で試し書きをして、問題がないかどうか確かめるのですが、それでも出なくなってしまいます・・・
新品のボールペンのインクが出なくなる理由は大きくわけて、2つあります。
どんな有名ブランドでも、不良品はありえます。
ですが、毎日仕事などで使うものですので、100均などで買うボールペンよりも日本製品の有名ブランドを選んだほうが良いです。
ボールペンの価格はピンキリですが、ほとんどの場合外側の本体の違いだけが多いです。(本格的な高級品のボールペンは違います)
芯の規格はほぼおなじだと思いますので、少し高いからといっても出なくなるときは出なくなります(笑)
また、買ったばかりですぐに書けなくなる場合は、芯の中のインクが固まっている可能性があります。
商品の回転があまりよくないお店で買った場合、古くてインクが固まる可能性もありますので、商品ハケの良い店舗で購入するのも一つの手です。
ボールペンのインクが出ない原因は?
インクが突然出なくなる原因にはいくつかあります。
- ペン先のボールの破損
- インクが固まっている
- ボールとインクの間に空気が入っている
- ボールが繊維などに絡まっている
- 製造月日が古い
- 紙の質
結構ありますね。
一つひとつ原因と対策法とあわせて紹介します。
ボールペンのインクが出ないときの対策
ペン先のボールの破損
ボールペンとは文字通り、ペン先のボールが回転することによってインクを押し出しています。
このボールが破損したり傷ついてしまうと、インクが出にくくなったりかすれた状態や、書き味にひっかかりを感じます。
よくあるパターンは、落としたときにペン先から落ちてしまい、ボールが傷つくことです。
残念ながら、このような状態になったボールペンは再起不能です。
インクが出なくなったときは、まず最初にインクが充分にあるかどうかを見ることと、ペン先のボールの状態を確認してみて下さい。
また、ペンを使わない時はきっちりと蓋をして下さい。
ノック式のボールペンの場合は収納することで、ボールの破損などを防ぐことができます。
インクが固まっている
長時間使用していないボールペンの場合、芯の中のインクが固まっていることがあります。
この場合の有効な対処方法は・・・
インクを温めることです。
ボールペンの芯をドライヤーで温める
ボールペンの芯を本体から取り出し、直接ドライヤーの熱で温めます。
インクが固まっている場合、この方法で書けるようになります。
また、大変危険ですが
ライターでペン先を温めるのも有効です。
ただ、大変危険です(笑)
わたしは、何本かボールペンをダメにしました。
ライターで温める場所は、満遍なく炙る感じですが、火が近すぎるとプラスチックが溶けて、ペン先の金属部分が吹っ飛びます(笑)
危険なので、あまりおすすめ出来ません(;^_^A アセアセ・・・
面倒でも、ドライヤーで温めて下さいね。
冬場ですと、ストーブの熱を利用してもよいです。
ボールとインクの間に空気が入っている
個人的にはボールとインクの間に空気が入ってしまうことにより、ボールペンが書けなくなるケースが多いように思います。
空気が入ってしまう原因は
- 水平向きで書いてしまう
- 上向きで書いてしまう
- 本体側にしっかりと差し込まれていない
ボールペンに空気が入ってしまうよくあるケースは、水平向きや上向き方向で書き込んでしまったためにボール部分から空気が入ってしまうケースです。
水平向きとは、バインダーなどに挟んだ紙に書くときに起こりやすいです。
ちょうど、飲食店の店員さんが注文を取るときの書き方ですね。
上向き方向とは、ペン先が上に向いている状態で書くことです。
寝転がって、書くようなときに起こります。
ボールペンは、インクの重みでボール部分にインクが到達して書けるようになりますが、水平向き上向き方向で書くことによって、ボールの隙間に空気が入ってしまいインクが上手く乗らず、書けなくなります。
このようなときの対処方法は・・・
遠心力を使ってインクをボール部分に届かすことです
体温計のように振る
水銀を使った体温計のようにペン先を下にして、何度も振り下ろします。
輪ゴムを使う
伊東家で有名になったやり方ですが、ボールペンに輪ゴムをつけゴムの戻る力でボールペンを回す方法です。
ビニール袋に入れて回す
遠心力を使った別のやり方。
ビニール袋にボールペンを入れ、ペン先のほうがなるようにビニール袋を回します。ペン先は尖っているので、ビニール袋が破れないように気をつけて下さい。
遠心力でインクを押し下げる場合は、出来たら本体から芯を取り出した状態のほうがよいです。
本体に芯が刺さったままだと、効果は薄いです。
ストローの先を指で押さえたままだと、中の液体が下に落ちないのと同じ状態だからです。
空気が入らないようするには、書く場合もそうですが保管状態にも気をつけて下さい。
上向きな状態でペン入れに挿していたり、ポケットなどに横向きに刺したままだと空気が入りやすくなります。
ボールが繊維などに絡まっている
ボールに汚れなどの不純物がついていると、インクが上手く出ないために書けなくなります。
このような状態のときには、ティッシュを何回か折りたたんだものの上でボールの汚れを取るように、ペン先を走らせてみて下さい。
また、紙の上に水滴を落としてその上で書くとボールが綺麗になって復活する場合もあります。
製造月日が古い
冒頭部分でも書きましたが、実はボールペンにも消費期限なるものがあります。おおむね3年間は書き心地が良いように作られています。
ですので、あまりにも古くなったボールペンは書けなくなる場合があります。
ボールペンの製造月日は、芯の本体に刻印されています。
ゼブラボールペンの場合
ZEBBRA H-0.7芯 11.03.
後ろの 11.03 が製造月日です(西暦の下2ケタと月)
実は、これわたしが先月買ったボールペンの芯にあった刻印です(泣)
製造月日 2011年 3月ってどんなけ古いねん!!(ノ△・。)
紙の質
実は紙の質によってもインクが出るようになるときがあります。
柔らかめの紙質だと、比較的インクが途切れることなく書けることが多いです。
また、飲食店などでバイトしていたときのことですが、紙に油などの汚れが付いていると、途端に書けなくなるケースが多かったです。
ボールの状態がインクの出る出ないに影響しているようですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
たくさん、インクの出ないボールペンを再び書けるようになる方法を紹介してきましたが、一番の解決策は自分にとって使いやすく、書きやすいボールペンを見つけることです。
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なにより、インクが出にくくなったことが少ない!
社会人の方だと、3色ペンなどを使うことが多いかと思いますが、1本はデスクの引き出しやペンケースに入れていると重宝しますよ!!