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お彼岸に帰省する時の服装は?お供えと御仏前は両方必要?渡し方は?

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お彼岸に義家へのはじめての帰省って、何を持って行けば戸惑いますよね?

今回はお彼岸に帰省するときの服装や、お供え物や御仏前、お土産といった持ち物や渡し方についてご紹介します。

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お彼岸に帰省するときの服装は?

一般的には、お彼岸の帰省時の服装は平服、普通の服装で大丈夫です。

ただし、初彼岸や初盆のときなどには法要がある場合がありますので、喪服の用意が必要になるときもあります。

地域や嫁ぎ先のご家庭によっては、お彼岸やお盆の法要は堅苦しくない服装で行うこともありますので、お姑さんに確認するのが一番確かですね。

また、三回忌ぐらいまでは仏事を行う地域やご家庭もあるので注意して下さいね。

どちらにしても、お彼岸などに帰省するときにはお手伝いすることも考えて、エプロンを持参するほうが安全です(笑)

法要があるときでも、エプロンは白色であれば大丈夫です。間違ってかも、かわいらしいピンク色などのエプロンは避けたほうが良いでしょう。

服装も、平服で大丈夫と言いましたが、あまりにも華美なものや強い香水を付けたりするのもやめましょう。

冠婚葬祭のマナーは最低限の知識は必要ですが、各ご家庭によって、伝承される部分が大きいので一族の長となる方に確認しながら勉強していくのが一番大事です。

ご自分で聞くのが難しいのなら、ご主人にも協力してもらいましょう。恥をかくのは、お姑さんであったり、あなたであることが多いので、前もって確認するのが安全です。

お彼岸のお供え物と御仏前は両方必要?

ご主人のご実家にお仏壇がある場合には、お供え物や御仏前を持っていく必要がありますが、両方持っていくとなると金銭的にも負担になることが多いですね。

法要など特別のことがない場合は、御仏前かお供え物のどちらかの一つで大丈夫です。

御仏前とは?

御仏前(ごぶつぜん)とは、本来は「仏様の前に」という意味であり、対象となるのが仏様です。

ですので中身は食べ物でも、何でも良いのですが一般的に「御仏前」というと、金銭を包むことを指します。

お供え物

お供え物の表書きは「御供」(おそなえ)となりますが、これも本来は「何のためか?」という意味で「お供えのため」にという目的を指した言葉です。
一般的には、食べ物やお線香、ろうそくなどがお供え物とされています。

例えば、義家の人数が少なくお供え物が食べ物のときは、残ってしまうかもしれないので御仏前の方が良いかもしれません。

また反対にお父さんが飲んべえさんのときには、お酒が喜ばれるケースもありますので、臨機応変にしてみて下さい。

まとめ

お供え物と御仏前の両方を持っていく場合でもおよその相場は

5千円ぐらいまでです。

帰省する頻度などによっては、御仏前の額を上げてみるのもいいかもしれませんね。

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お彼岸のお供え物の渡し方

お彼岸のお供え物を渡すタイミングはいつが良いのでしょうか?
ご実家に到着して、ご家族の方に軽く挨拶をした後ぐらいがお供え物を渡すタイミングでしょうか。

お仏壇に手を合わすタイミングは、そのときの雰囲気にもよりますが、一般的には一番はじめに、仏様に挨拶をしたほうが良いです。

なので、お供え物を渡すタイミングとしてはお仏壇に手を合わす前になります。
お供え物は、ご自分でお仏壇に置くのではなく、まずはご実家の方にお渡しするのがマナーです。

お供えを渡すときのフレーズ

わたしたちは、お土産などを人にお渡しする際に、「つまらない物ですが・・・」と謙遜した言い方をしがちになります。

ですがお供え物は、あくまでも仏様に差し上げるものなので、「つまらない物ですが・・・」というフレーズは適していないかもしれません。

本来「つまらない物」という言い方は、(差し上げる)あなた様はとても立派なので、こんなものは「つまらないでしょうけど」と言う日本人特有の言い回しになります。

なので、お供え物を渡すときのフレーズとしては、ご家族の方に挨拶したときに、「ご仏前にお供えして下さい」程度で大丈夫です。

お供え物の渡し方

お供え物は、紙袋や風呂敷に包んで持参するのが普通ですが特に紙袋に入れて持っていくときには注意して下さい。

紙袋や風呂敷は、中の物をほこりや汚れから守るためのものですので、紙袋のまま一緒に渡すのはマナー違反です。

紙袋からお供え物を取り出し、表書きを自分の方に向けて一旦お供え物に異常がないかを確認した後に、九十度回転させて先方に差し出すのが正しい手順となります。
紙袋は、すぐに畳んでしまいましょう。

そして「ご仏前にお供えして下さい」と添えれば完璧です。

一度、正しい渡し方の手順を練習するのもいいかもしれませんね。

まとめ

今回は、お彼岸に旦那様の実家に帰省するときに、持っていく「お供え物」や「御仏前」の紹介をしました。

たいていの男性、旦那さまは実家に帰るときの持ち物について、聞いてみると「ウチはそんな気を使う必要はないよ。手ぶらでも大丈夫だよと」言います(笑)

ですが、お嫁さんの立場としては、そうは問屋が許さないのが世の常です。

また、お姑さんも「気を使わなくて手ぶらでいいよ」と仰ったとしても、それは「御仏前」などのお金を包む必要がないだけで、「お供え物」は必須のことが多いので注意して下さいね。

言葉のあやに騙されないで!!
頑張って下さい(笑)

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