妊婦さんにとって、水分補給も大切なことです。
でも、あれも飲んじゃダメ、これも飲んじゃダメだと余計にストレスが溜まりますよね。
今回は、一番飲んではダメとされているカフェインと妊婦さんの関係を紹介します。
妊婦の飲み物でカフェインがダメな理由
わたしは、コーヒーが大好きで1日に5~6杯は飲んでしまいます。
コーヒーを飲むと、香りを嗅ぐと気持ちが落ち着きますし、覚醒作用がありますのでシャッキとします。
完全にカフェインの虜になっています(笑)
妊婦さんでも、コーヒーを飲みたい方はたくさんいると思うのですが、妊娠中はカフェインを摂取してはダメと言われていると思います。
カフェインの1日の許容摂取量は?
おおよその目安として病院などで言われているのは、1日に摂っていいカフェインの量は、200~300㎎までとされています。
ただ、海外の研究結果によると1日に200㎎以上カフェインを摂取している妊婦と、ほとんどカフェインを摂っていない妊婦とでは流産の危険性の確率が2倍になるともあります。
ただ、どのお医者さんも言われることですが、過剰に反応してストレスを貯めるのはよくないと仰っています。
絶対に飲んではダメ!ではなく、少し肩の力を抜いて下さいね。
1日に1~2杯程度でしたら、飲んでる妊婦さんも多いようです。
日本には明確なラインがありませんが、
飲み物のカフェイン含有量
まずは、一般的な飲み物の中にカフェインがどれくらい含有しているか見てみましょう。
一般的な飲み物のカフェイン量です。(100mlあたり)
インスタントコーヒー 57㎎
コーラ 45㎎
紅茶 30㎎
ウーロン茶 20㎎
ココア 9㎎
※入れ方など抽出量にも左右されるので、あくまでも目安です
以外なところでは、コーラのカフェイン含有量が多いですね。
また、普段ウーロン茶を飲まれている方も注意が必要ですね。
妊婦さんにカフェインがダメな理由
カフェインの過剰摂取が胎児の発育を阻害している明確な関連性ははっきりはしていません。
ただ、一般的に言われていることは、カフェインは胎盤を通りやすく、小さい身体にも関わらず同じ濃度で胎児まで届くそうです。
胎児の未熟な肝臓ではカフェインを上手く処理できないので発育遅延のリスクが高まる可能性があります。
また、妊婦さんの場合、カルシウム不足や鉄分不足から貧血にもなりやすい体質になると思いますが、カフェインを摂ることによって、必要な栄養素が体内に吸収されるのを邪魔されてしまいます。
なので、カフェインを摂るときには食事中ではなく、少なくても食後30分を目安に飲むようにしたほうが良いですね。
妊婦の飲み物でコーヒーの代わりになるもの
妊娠中の水分補給として、一番安心な飲み物はやはりお水や麦茶です。
でも、毎度まいど水だと飽きてしまいますよね。
麦茶は、基本的にノンカフェインなので安心して飲めますが、身体を冷やす作用もありますので、冷え症の方は少し注意が必要です。
妊婦さんに人気のある飲み物
- ルイボスティー
- 黒豆茶
- ローズヒップティー
- ゆず茶
- たんぽぽコーヒー
ルイボスティーの特徴は癖がなく飲みやすいノンカフェインのお茶です。
黒豆茶は、いかにも健康に良さげな飲み物です。
妊娠中の悩みとして、便秘があると思いますが黒豆茶は便秘対策にぴったりなお茶です。
ローズヒップティーは鉄分、ビタミンCが豊富に含まれており貧血気味の妊婦さんも安心して飲むことができます。ただ、ビタミンCが多いので、かなり酸っぱめです(笑)
ゆず茶はなんといっても冬場の妊婦さんには助かる飲み物です。
身体の中から温めてくれますし、ビタミン・ミネラル・鉄分も含まれています。
そして、コーヒー好きな方には一押しの「たんぽぱコーヒー」
妊娠中、出産、産後のママに必要な成分が含まれています。
たんぽぽコーヒーは見た目はコーヒーそっくりですが、コーヒーではありません。味は、どちらかと薄めのコーヒーの感じです。
スタバでカフェインレスの頼み方
コーヒーに代わる飲み物として、一押しなたんぽぽコーヒーですが、やっぱり本物のコーヒーを飲みたくなるときもありますよね。
ご自宅で飲みたい場合は、ネットでノンカフェイン、カフェインレス コーヒーで検索するとたくさん出てきますので参考にしてみて下さい。
ただ、たまにはおしゃれなカフェでくつろぎながら、おいしいコーヒーを飲みたいなら、スターバックスカフェがおすすめです。
メニューには、載っていないのですが、スタバでもノンカフェインのコーヒーを楽しむことが出来るんです!
ディカフェとは?
ノンカフェインやカフェインレスコーヒーのことを、ディカフェと言います。
厳密には、カフェインを含まないコーヒー豆はなく水などで豆を浸し、カフェインを取り除く作業を行っています。そのため、カフェイン0ではありません。
海外などでは、カフェインを抜く際に薬品を使ってることもあるのですが、日本で販売されているスターバックスの豆は水のみでカフェインを除いているので、安心して下さい。
ディカフェの頼み方
ディカフェには、ドリップコーヒー(ホット・アイス)とカフェミスト(ホット)が出来ます。
レジで、「ディカフェ」と頼むのは少し勇気がいりますが、普通に「ノンカフェインのコーヒーをお願いします」と言えばOKです。
その際、少し時間が掛かることを言われます。5~10分ほどです。
味は、カフェインを除く際に他の成分も少し抜けてしまいますので、全く同じという訳ではありませんが、スターバックスでゆったり過ごせることを考えると、十分ではないでしょうか?
まとめ
妊娠中はとくに、食べ物や飲み物に気を使いすぎて疲れるかもしれません。
ですが、過剰に摂取しなければ問題もないことも多いので、がまんすることでストレスにならないようにして下さいね。
わたしの母などはわたしがお腹にいるあいだ、「お酒も少し飲んだことあるし、コーヒーも普通に飲んでたよ」と言ってるぐらいですから(笑)