ご家庭に赤ちゃんがいると、特に口にするものに対して敏感になり、衛生的にも神経質になってしまいますよね。
夏場をむかえ、水分補給から麦茶を赤ちゃんに飲ますことも多くなると思いますが、煮出し用のやかんの茶渋などは気になりませんか?
今回は、やかんの内側に付く白い汚れや、頑固な茶渋の取り方を紹介します。
やかんで作った煮出し後の麦茶の茶渋の取り方
夏になるとほぼ毎日のように、やかんで麦茶を作っているご家庭も多いと思います。お茶の汚れ、茶渋ですがいつのまにか薬缶の内側に膜を張ったみたいにこびりつきますよね。
大人のわたしなら、茶渋ぐらいは見て見ぬふりをすればいいですが(笑)赤ちゃんがおられるご家庭は、やかんの茶渋でも気になると思います。
茶渋と取るにはキッチンハイター?
例えば、急須などについた茶渋はキッチンハイターで漂白、除菌することが出来るのですが、キッチンハイターって金属製には使用できないんです。
キッチンハイターの使用場所の欄にはキチンと明記されているんですが、知らずに金属製のものに使っている方もいるんじゃないでしょうか?
つまり、キッチンハイターを使って、ステンレス製やアルミ製のやかんの茶渋は取ることはできないんです。泡タイプのキッチンハイターですと金属製のものでも短時間なら、使用できるんですけどね。
やかんの茶渋には重曹が効く!
ステンレス製のやかんにはキッチンハイターなどの漂白剤は使えないので茶渋を何で落とすかといいますと、重曹を使われている方も多いと思います。
重曹をお湯とまぜペースト状にし、茶渋に塗りつけしばらく放置して洗い流し落とすことも出来ますし、直接重曹を振り掛けて柔らかいスポンジで取ることも出来ます。
色々なものに使えて便利な重曹ですが、水に溶けにくいこともあり、やや使い難くありませんか?そこで、重曹よりも水に溶けやすく洗浄力も強いものを紹介します。
それが「セスキ炭酸ソーダ」です。
セスキ炭酸ソーダでやかんの茶渋をとる
使い方は重曹とほとんど同じなのですが、一番手間がかからず簡単にやかんに付いて茶渋を取る方法を紹介します。
- やかんに水を入れます
- セスキ炭酸ソーダを大さじ2杯やかんに投入します
- 火を点け沸騰させます
- 沸騰したら火を止めます
- 汚れ具合によって数時間放置
- スポンジなどで洗う
- よくすすぐ(心配なら煮沸消毒)
汚れがペロッと剥がれる感じなので、洗うって感覚ではないですね。
茶渋の汚れ具合によってセスキ炭酸ソーダの量や、漬け置きの時間を調整して下さい。
注意してほしいことは、沸騰したところにソーダを入れますと、泡が出てきますので気を付けて下さい。また、手に付くとヌルヌルしますので、ゴム手袋を付けて作業するほうが安心です。
※重曹もセスキ炭酸ソーダもアルミ製の物には使えないので注意して下さい。ステンレス製のやかんは大丈夫です。
やかんの内側が白いのは何?
やかんを水を沸かすためだけに使っている方も多いですよね。
水専用のやかんは、毎回洗っていますか?
正直、わたしは殆ど洗ったことがありません(笑)せいぜい、使った後に水がやかんの中に残らないようにするぐらいです。
ですが、水だけを沸かすために使っていたとしても、やかんの内側に白い付着物、湯垢が付きます。
水道水は、安全な飲み物ですがそれでも水の中にはミネラルを含め不純物があり、蒸発することによって白い付着物の湯垢となります。
やかんの湯垢を取る方法
今回は、洗剤を使わずに昔ながらの生活の知恵でこの湯垢を落とします。
用意するものは
- 濃度の高い塩水
- お酢少々
濃いめの塩水をやかんに満たし、お酢を大さじ2杯ぐらい垂らし一晩放置します。
赤ちゃんがいる家庭ですと、極力洗剤類は使いたくないでしょうから、おすすめです。
麦茶ポットのぬめりを取る方法
麦茶は痛みだすと、ぬめりが出てきますがこれもお塩を使って取ることができます。今度は塩水ではなく、塩を直接振り掛けて洗って下さい。簡単に、ポット内のぬめりを取ることが出来ます。
まとめ
主にやかんに付いた麦茶の茶渋の取り方を説明してきましたが、セスキ炭酸ソーダで茶渋を落とすのは、本当に簡単です。
また、キッチン周りから洗濯物、入浴剤にも使えますので今回の機会にぜひ、利用してみて下さい。