犬のフィラリア予防、いつから始めるかはわかったけれど
投薬するうえで一番起こりうるケースが、薬をあげるのを忘れることだと思います。
ついつい忘れることもありますし
他の家族があげていると思ったりもしてフィラリアの薬を忘れがちになります。
私も飲ますのを忘れ、日にちがズレたこともあります。
フィラリアの薬はあくまで予防の薬なので何の症状も出ていないので
よけいに忘れちゃうんですよね。
今回は、フィラリアの薬を飲ませ忘れたときに、飼い主が知っておかないといけない知識やとるべき行動を紹介します。
犬のフィラリアの薬を忘れた!?
どれだけ手帳やカレンダーにフィラリアの薬の予定を書いていても忘れてしまうケースってありますよね。
私は、実際にありました。
そのときは、気が動転してしまい、オロオロしてしまいました。
自分が飲む薬は1回くらい抜かしても、別に気にもなりません。
それは自分の体調の変化は、自分でわかりますし、私のケースは別段、命に危険性がないからです。
でも、ワンちゃんは自分の体調を話せませんし、自ら薬を飲むことは出来ないので、飼い主である私がしっかりとしていないといけないのですよね。
飲ませ忘れはどれくらいならOK?
それでは、フィラリアの薬を飲ませ忘れたときに、何日忘れていたらダメなのでしょうか?
以前、ワンちゃんの掛かりつけの獣医さんに聞いたことがあります。
私のワンちゃんの先生は、前回飲ませてから、だいたい33日以内ならOK。
5日以上、予定日からズレれば完璧な予防ではないと言われました。
こちらは、私の通っている先生のご意見なので、先生によって色んな見解があると思います。
注意してほしいことは、確実に薬を飲ませたと思っていても実際にはワンちゃんが陰で、薬を吐き出している可能性もありますし、飲ませた後に吐いてしまい、そのままにしているかもしれません。
なので、薬を飲ませたあとは、完全に飲んだかどうかを確認し、激しい運動をさせたりして、吐かないように安静にさすことが大事だと思います。
また、1か月間隔できちんと投薬していたとしても、体重の増えすぎで予防できていないこともあります。
なので特に子犬から成犬になる成長過程で体重が増える時期は、投薬の量を適正にしなければなりません。
フィラリアの薬を一か月忘れたときは?
2~3日ぐらいのズレなら安全そうですが、すっかり1か月忘れたときも出てくるかもしれません。
そのようなときは、どうしたら良いのでしょうか?
まずは、必ず先生に対処の方法を確認して下さい。
フィラリアは、予防(駆除)に失敗すると死に至る病気なので、自己判断はとても危険だと思います。
また、最近では少ないでしょうが古い経験や知識だけで予防をされていない飼い主さんも少なくないみたいです。
ですので、あくまでも私が調べた情報だということを、ご理解して下さい。
1か月忘れたとき
こちらも先生に確認したことがあるのですが、1か月飲ませ忘れたからといって、すぐに病院に行き検査したとしても、感染したかどうかは、6か月経たないとわからないそうです。
ですので、すぐに病院で検査を!!
というのは現実的ではありません。
もちろん、先生にアドバイスを貰うのは必要です。
薬は飲ませ続ける?
あくまでも、1か月飲ませ忘れたケースですが、継続して飲ませないといけないみたいです。
というのも、フィラリア予防薬は、1か月間持続して効くものではなく、1か月分の感染した幼虫をまとめて殺す、駆除するものです。
ですから、前回分と今回分をまとめて2回分投薬するのは、ナンセンスなのでやめて下さいね。
また、1か月飲ませ忘れたとしても、幸いなことに感染していなければ問題はないので、薬を飲ませます。
また、不幸にも感染していたとしても、感染量を増やさないために
継続しなければいけないとのことです。
あくまでも、必ず先生に確認して下さい。
犬のフィラリアの症状は?
実は、フィラリア病に感染してもすぐに症状は出ません。
しかも寄生数が少なければ余計に症状が出にくいです。
ですから、たまたま1か月薬を飲ませなかった数日後に症状が出る可能性は少ないでしょう。
症状が出始めたときには、成長したフィラリアがかなりの量、寄生している状態です。
逆にすぐに症状がでなく、潜伏期間が長いので危険なのですね。
念のために、症状をあげておきます。
慢性症状
- 散歩に行きたがらない
- しんどそうに歩く
- 空咳をする
- 体重が減る
急性症状
- 血尿
- 虚脱
- 突然死
フィラリア予防薬を飲ませている飼い主さんなら、ひと夏が過ぎて次の5月になれば、あらためて予防のサイクルに入ります。
その時に必ずフィラリア成虫の検査をすると思いますので、その時に適切な治療に入って下さい。
まとめ
何度も確認しますが、フィラリアは怖い病気なので、必ず病院で適切なアドバイスと予防を実施して下さいね。
今回の記事は、実際に私が先生に確認したことを中心にネットで調べた情報を加えました。
色々な情報が出回っていますが、すべては飼い主さんの判断に掛かっています。
一番大事なことは、何でも相談できるかかりつけの獣医さんを見つけることだと思います。
ご参考になれば幸いです。