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犬の熱中症とは?対策は室内ではどうする?グッズを使ってエコに

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気温の上がる季節になると、必ず報道されるのが熱中症で病院に運びこまれるニュースです。

毎年頻繁に目にしますがそれでも熱中症で倒れる人がたくさん出ます。

自分で、対策のとれる人間でさえ熱中症に掛かるのですから、
生活の全てを飼い主さんに委ねるしかないワンちゃんは、基本熱中症に対して何もできません。

ですから、飼い主さんの知識と対策が非常に大事になってきます。

今回は、ワンちゃんの室内での熱中症対策について紹介します。

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犬の熱中とは?

人間の熱中症も犬の熱中症も基本同じなのですが、その対策が人間とワンちゃんとでは変わってきます。

まずは熱中症について簡単に説明します。

熱中症の時期

ここ数年で熱中症という言葉が浸透してきましたが、熱中症の起こりやすい時期は、5月の中旬から10月頃です。

熱中症になりやすい環境

高温多湿

風通しが悪い

気温だけでなく、湿度も関係しています。
また、温度を測るときは実際の犬の背丈で計測してください。

気温30℃以上、湿度90%以上が危険です。

なりやすい犬種

室内犬

短頭種

北方原産の犬

大型犬

シニア犬

人間と同じでシニア犬には注意しなければなりませんが、室内飼いされているワンちゃんも気を付けねばなりません。

室内ではほとんど一定の温度で過ごしていることが多く、体温調整が苦手な特徴があるからです。

熱中症の症状

  • カラダが熱くなる
  • 呼吸が荒くなる
  • 口を開け舌が出す
  • ぐったりしたり嘔吐する
  • 意識がなくなる

まとめ

熱中症とは気温が高く、湿度が上昇し風通しが悪い環境で犬の体温が急上昇することでカラダの機能が破壊される病気です。

犬は人間よりも体温が少し高めですが、熱中症になると40℃以上の高熱になります。

熱はおなかのあたりや下腹部を触るとわかります。
普段からスキンシップを取り、元気なときの感じを知っていればすぐに異常、熱に気づくと思います。

熱中症にかかるのは夏場に特に多いですが、雨上がりのあとや換気のしてないお風呂場でのシャワーでもなることがあります。

犬の熱中症の対策室内ではどうする?

室内の熱中症対策は、エアコンをつけることでほとんど解決することができますが、寒すぎても体調を崩すこともあります。

設定温度に気を付け、風が直接当たらないようにすることが大事です。冷たい空気は下に降りますので、背の低いワンちゃんが冷えすぎないように注意して下さい。

また、直射日光が当たる位置にハウスやケージを置かないようにしましょう。

一番大事なことは、風通しが悪いことです。

人間も同じですが、少しぐらい温度が高くなっても風通しが良いだけでずいぶん過ごしやすくなりますよね。

エアコン設定温度

気温 24~27℃が適温です。

湿度

湿度 50~60%が快適です。

快適な温度湿度を知るためには、犬の背丈の場所に湿・温度計を設置しましょう。

エアコンをかけたまま、お留守番をさせるときは特に気を付けて下さい。

可能であれば、部屋を閉め切らずに犬が自由に行き来できる環境が望ましいです。

私の飼っている犬もそうなのですが、寒いときには温かい場所に自分で移動しますし、暑いときは家で一番涼しいところに自分で移動します。

このようにある程度ワンちゃん自身で体温をコントロールできれば安心ですよね。

とはいっても、住んでいる土地や飼っている環境は違うと思いますので、ワンちゃんの状態を見つつ対策をしてください。

都心などは昔と違ってかなり暑くなっていますので、お留守番の時にはやはり、エアコンが必須だと思います。

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お留守番をクレートやサークルでさせている場合は、直射日光が当たらず、壁(壁際は熱を持っています)から離し、風通しの良い場所を見つけて下さい。

もちろん、新鮮なお水はたくさん用意してあげて下さいね。

犬の熱中症の対策はグッズを使ってエコに

私の住んでいるところは、夏でも比較的過ごしやすくあまりエアコンを使いません。もちろん30℃以上になれば使いますよ(笑)

また、北海道だとマンションでのエアコンの設置が難しいこともあるそうです。

ですので、エアコンだけに頼らない熱中症の対策が必要になります。
また、どれもエアコンと併用することで設定温度を高めに設定できますので、電気代も抑えられますし、エコにもなります。

私がワンちゃんのためにこれまで用意してきたもの。

  • ジェルタイプのシート
  • アルミプレート
  • 大理石プレート
  • 冷却ジェルのスカーフ
  • 冷凍ペットボトル

箇条書きにしましたが一つずつ説明します。

ジェルタイプのシート

一番初めに買ったのが、ジェルタイプのシートです。
ひんやりとして寝心地が良さげでしたが、咬み癖のある赤ちゃんの時期でしたので、3日で破壊されました(笑)

中から冷却ジェルがにゅるにゅると出てきて失格。
今は咬み癖はないので、おそらく大丈夫だと思います。

アルミプレート

次に買ったのが、アルミタイプの板です。
これははっきり言って失敗でした。

爪が当たるのか、硬いアルミが嫌なのか一度も乗ることなく失格。
おやつを置いて誘導しても、食い逃げばかりされました(笑)

大理石プレート

最終的に使っているのが、大理石のプレートです。
ジェルタイプ、アルミタイプの物は千円前後でしたが、こちらは少し高く四千円くらいでした。

高かったので無駄にならないかとドキドキしましたが、今はこれに落ち着きました。

一番気に入っているのは、アルミプレートは人の爪が当たると不快な感じがしたのですが(黒板を爪でひっかいたような感じ)大理石のものは、そこまでの不快感がありません。

犬もはじめは警戒していたものの、今は気に入っているみたいです。

冷却ジェルのスカーフ

併用して使っているのが、冷却ジェル入りのスカーフです。
これは、首輪より一回り大きく水に浸すとジェルが水を吸い込み、ひんやりとします。

暑い日は室内でも使いますし、散歩時には毎回首にまいています。
水に漬けるのも良し、冷凍庫で冷やすのも良しの優れものです。

冷凍ペットボトル

文字通り、ペットボトルに水を入れ凍らせたものです。
簡単に言えば氷柱の代わりです。

こちらはかなり効果があります。
クレートの上に2個ほど置けばかなり温度が下がります。

おまけにお皿の上に立てれば、結露が出てきますのでそれを舐めると水分補給もできます。

欠点は、我が家の場合おもちゃと認識され咬まれズタズタにされペットボトルが破壊されました(笑)

タオルでくるんで使うのもオススメなのですが、かなり冷気が伝わり難くなりますので、今は大き目のお菓子缶に2本くらい入れて使ってます。

咬まれて破壊もされませんし、冷気も伝わり便利です。

まとめ

犬だけのためにエアコンを付けるのは、もったいないと思われる方もいるかもしれません。

ですが、昨今の暑さは一昔とは違います。
毎年、エアコンを適切に使わなかったためにお年寄りも亡くなる事故も起こっています。

なにより、ワンちゃんは自らエアコンや扇風機をつけることはできないのです。せいぜい、涼しいところに移動するくらいでしょう。

ですので、ワンちゃんの快適な環境を作れるのは飼い主さんだけになります。

今回ご紹介した、グッズを併用することで少しでもワンちゃんの環境を良くすることができると思いますので、ぜひ利用してみて下さい。

ご参考になれば幸いです。

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