一般的に加齢臭が気になる年齢は40代からと言われています。また最近では30代から気になり始める臭いのことをミドル脂臭とも言います。臭いの元となる成分の強さが違うだけで、基本的には同じものと考えて良いと思います。
今回は加齢臭が気になる男性がお風呂に入るときに、気を付けて洗うべきポイントや髪の洗い方と早く乾かす方法を紹介します。
加齢臭対策はシャワーの温度?
以前、テレビでやっていたのでご存じの方も多いと思いますが何でも加齢臭を抑えるには、朝に浴びるシャワーの温度を41℃に設定し、1分間浴びるとかなり効果があるらしいです(笑)
個人的には、朝にシャワーを浴びないより浴びた方が加齢臭を抑えることができると思いますが、41℃に意味があるのかなー?と思います。
だって、1℃の差って外気温の違いや、浴室の温度、はたまた自分の体温で変わる誤差の範疇だと思うんですよね。
しかも、1℃違いでダイエットに効果があったり、眠気ざましに効果があるらしいです。そりゃ、熱いシャワーを浴びれば眠気も覚めますって(笑)
朝にシャワーを入る習慣の方は41℃で1分間をお試し下さい。一応科学的根拠はあるらしいですよ。
湯船に浸かる
前置きが長くなりましたが、加齢臭が気になっているならお風呂の入り方を気にする必要があります。
まず、朝のシャワーはともかく、夜はしっかりと湯船につかることをおすすめします。温度は41℃くらい(笑)でなくても、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かるほうが身体の皮脂がしっかりと出せるのでおすすめです。加齢臭だけでなく、ゆっくりと浸かると疲れも取れます。
長めにお風呂に浸かる場合は、肩までつからずに半身浴するほうが身体には負担がありません。またお風呂の前にコップ1杯のお水を飲むと、おどろくほど汗がかけます。もちろんお風呂の後にも水分補給をしっかりとしてください。
身体を洗うときに気を付ける場所
加齢臭の発生場所は、皮脂が多くたまるところです。なので、ワキ
、後頭部付近の首まわり、耳の後ろをしっかりと洗いましょう。また忘れがちなのが胸まわりと背中です。
胸まわりと背中ってどうしても他の箇所を洗うついでにしか洗わないのはわたしだけでしょうか・・・
10代から30代ごろまでは、とくにワキから汗臭がしますので念入りに。
30代から50代ごろは、ミドル脂臭(ししゅう)と呼ばれるものがとくに、後頭部や首回りを中心に出ます。
50代は、汗の臭いが収まってきますが背中や胸から加齢臭が発生するので、そこを中心に洗って下さい。
まとめ
- ワキ
- 後頭部付近と首回り
- 胸
- 背中
朝に短めのシャワーを浴びるならこの部分を中心に浴びると臭いは抑えられと思います。
加齢臭のする頭の洗い方
先ほどは、お風呂で洗う身体の部位を紹介しましたが、やはり一番皮脂のたまるところと言えば、頭です。なんとなく頭を洗うのは、もったいないです!
頭を洗うとは、髪を洗うのではなく地肌を洗うことと覚えておきましょう。爪を立てずに優しく地肌をマッサージするように洗うのがポイントです。時間は約3分かけて洗います。3分って意外に長いですね。トータル3分ではなく、すすぎの時間を除いて3分です。
加齢臭を抑える頭の洗い方
ブラッシング
お湯で濡らす前に髪を手ぐしで結構なので髪をとかします。
こうすることで、汚れを浮かせ洗いやすくなります。
お湯で洗う
髪や頭皮をお湯で洗います。特に整髪料で髪をセットしている方はこの段階で髪の束を解くように整髪料を落として下さい。
シャンプーを泡立てる
手に取ったシャンプー液を直接髪につけるのではなく、いったん手のひらで軽く泡立てます。そのあとに、頭頂部で泡を作ります。
洗う順番
襟足→もみあげ→額の生え際→後頭部→頭頂部
の順番で洗います。特に、後頭部付近は頭皮についた脂を落とすイメージでしっかりかつ優しく洗いましょう。
泡立ちが落ちると、洗浄力がなくなっていますので2度洗いすることをおすすめします。2度目は1回目より少ない量で洗えます。
汚れが酷い場合
皮脂をしっかりと落とすには2回洗うのがベストです。その場合は半分の時間の1分半を目安で頭皮を洗って下さい。
すすぎは念入りに
すすぎを軽くした方が、シャンプーの匂いが残りそうな感じがしますが、しっかりとすすぎはしないとダメです。
髪洗いのまとめ
とにかく、髪よりも頭皮を優しくマッサージするイメージです。加齢臭だけでなく、頭皮を清潔にすることは抜け毛予防にもなります。
また、手で洗うより頭皮をマッサージしながら洗えるシリコン製のシャンプーブラシを使うのも良いです。ブラシを使うと爽快感が凄いですが、強くゴシゴシと使うと頭皮を痛めることにもなりますので、注意して下さい。
髪を洗い終えたら、必ず乾かして下さい。
生乾きは、臭いの元になりますし髪が濡れていますと、タバコなどの異臭が髪についてしまいます。
髪を早く乾かす方法
髪を洗ったあとは髪を乾かすのですが、まずはタオルドライをしっかりとして下さい。洗ったあとに浴室で軽く髪の水気を絞るのも早く乾かすことができるコツです。
ドライヤーの使いかた
髪の根本を乾かす感じで風を入れます。軽く髪をもちあげるようにすると、根本に風が届きます。空気を入れながら乾かすのがコツです。
女性のように髪が長いとタオルを髪の上にあてながら、ドライヤーをかけると乾きが早くなるようです。タオルが髪の水分を吸い取り、ドライヤーの熱でその水分を蒸発させることで乾きが早くなります。
ですが、髪の短い男性の場合そこまでせずとも、髪の根本にドライヤーの風を送ったほうが早く乾くと思います。
まとめ
お風呂でしっかりと加齢臭の元である皮脂などの汚れを取って、加齢臭をなくしていきましょう。
清潔な肌、清潔な衣類、脂っぽい食事を控え、生活習慣を変えていくことで加齢臭がしなくなるようになりますので頑張って下さい。