今年品切れになるほど流行ったユニクロと LEMAIRE(ルメール)とのコラボのスリッポン。
真っ白のスリッポンは真夏にぴったりのアイテムですが、白色のスリッポンで一番気になるのは汚れ。
今回は、ユニクロのスリッポンや vanz(バンズ)やコンバースの白のスニーカーなどの毎日の手入れの方法。
汚れがひどいときや、シーズンオフの洗い方や乾かし方を紹介します。
ユニクロのスリッポンの毎日の手入れの仕方
スリッポンとは、slip-on と表記され、紐などがなく脱ぎ履きがし易い靴の総称です。
ユニクロのスリッポンはキャンバス地で作られていますが、vanz やコンバースのキャンバス地で作られているスニーカーでも手入れの方法は基本的に同じですので参考にしてください。
ただし白色以外の色落ち、色あせなどにご注意下さい。
靴はローテーションで履く
スリッポンやスニーカーだけでなく、お気に入りの靴を長持ちさせようとするなら、やはり毎日同じ靴を履くのではなくある程度ローテーションして履くことが長持ちの秘訣とされています。
とはいっても、お気に入りの靴はやっぱり毎日履きたいものですし
なんといってもスリッポンやスニーカーは楽ちんですから、どうしても毎日のように履いてしまいますよね。
中敷きを外す
毎日履く靴だからこそ、小マメな毎日の手入れが重要になります。
特にスリッポンは夏場に履くことが多いので、靴の中は汗で蒸れて汚れてしまいます。
ユニクロのスリッポンはあらかじめ、中敷きが取り外しできますので履いた後に中敷きを外して乾かしたり、中敷きだけを洗ったりすることにより清潔さを保つことが出来ます。
また、蒸れを防いだり、脱臭効果のあるインソール(中敷き)なども靴屋さんにありますのでそれらを利用するのも良いですね。
ただ、ユニクロのスリッポンはかなり薄いので薄めのインソールでないと厳しいです。
脱臭効果が必要な人はファブリーズなどもおすすめです。
キャンバス地の汚れ
白いキャンバス地はとても汚れやすいです。下手をすると靴を下ろして1日で黒い汚れがつくこともあります(笑)
軽い汚れの場合は、タオルなどに水で薄めた洗剤で軽く叩くように汚れを落として下さい。
このときに、強くこすったり、強くたたくと汚れが繊維に絡まってしまいますので優しくトントンと叩いてくださいね。
使用する洗剤については、あとで詳しく説明します。
スリッポンやスニーカーの白いゴム部分
白いスリッポンやスニーカーもそうですが色付きのものでも、白いゴム部分の汚れが案外と目立ってしまいます。
この部分の汚れは次の物で簡単に落とせます。
- 消しゴム
- 激落ちくん
- アルコール系のウェットティッシュ
「激落ちくん」とは商品名ですが、目の細かいメラニンスポンジのことです。100均ショップにたいてい置いています。
学生さんなら、消しゴムが一番簡単ですね。
ユニクロのスリッポンの洗い方
さて、いよいよ全体部分の洗い方について説明します。
突然の雨でとても汚れてしまったり、来シーズンに向け綺麗な状態にするときにはスリッポンの丸洗いが必要になります。
洗い方は大きくわけて2種類あります。
- 手洗い
- 洗濯機
わたしは、ズボラで面倒くさがり屋なので、スニーカーを洗うときには結構洗濯機を使うことが多いです。
ユニクロのスリッポンの場合、お値段もリーズナブルなので躊躇なく洗濯機へ入れます(笑)
有名ブランドのスニーカーで高価なものや、色付きの場合は靴の布を痛めることもありますので、優しく手洗いの方が良いですね。
型崩れが心配な方も手洗いですね。
手洗いの場合用意するもの
- 水を貼る桶やバケツ
- ブラシ
- 歯ブラシ
- 洗剤
ブラシなどは、100均などで簡単に手に入りますが一番の問題点は、汚れを落とす洗剤の種類です。
洗剤の種類 中性やアルカリ性とは?
普段何気なく使っている、台所用洗剤、衣類用洗剤ですが実は、中身の性質が違います。
汚れを落とす力が強い洗剤は、中性洗剤(台所用)よりアルカリ性洗剤(衣類用)になります。
汚れを落とす力が強いということは、その分、肌にとって優しくありません。なので台所で使う洗剤は中性洗剤が主になります。
また食器洗い機の洗剤は直接、手に触れないので弱アルカリ性のものが多くなっています。
反対に、衣類の襟や袖の汚れは皮脂などのタンパク質(酸性)ですので、衣類用の洗剤はアルカリ性のものが多いです。
スリッポンやスニーカーの布はキャンバス地ですし、外側の布の泥や汚れの他に、靴の中は汗や皮脂などの汚れているので、弱アルカリ性の洗濯用の洗剤が良さそうですが、実は台所用洗剤の中性洗剤のほうが良いです。
なぜかと言うと、皮脂の汚れや洗剤が残っていると乾いたときにシミとして黄ばむからです。
この黄ばみの原因は主にアルカリ性であり、アルカリ性は紫外線を浴びると黄色く変色します。
なので白のスリッポンやスニーカーを洗うときには、中性洗剤のほうが好ましいです。
洗剤をつけて洗う前に、ゴミやほこりを歯ブラシなどでとっておきましょう。
洗剤を入れる水は、ぬるま湯のほうがよく汚れが落ちます。
洗濯機の場合
- 洗濯ネット
- 洗剤
豪快に洗濯機で洗う場合は、洗濯ネットに靴を別々に入れて下さい。
もしくは、タオルなどで包み込むで下さい。
水の量は「高」が適しています。
靴が浴槽内に当って布地が傷まないようにです。
洗濯機の場合は、台所用洗剤では泡が立ちすぎる恐れがありますので無難に衣類用の洗剤を使いましょう。
おしゃれ着洗剤だと中性の洗剤があります。
すすぎは十分に
スリッポンやスニーカーを洗うときには、手洗いも洗濯機の場合も濯ぎを念入りに行って下さい。
白さを保つためには、この濯ぎがとても重要です。
スリッポンの乾かし方
充分に水ですすいだスリッポンやスニーカーは、水気をとってから乾かします。
まずは、乾いたタオルで水分を出来るだけとってあげましょう。
乾かし方は、ハンガーの両端部分を上方向に折り曲げ、靴をひっかけて乾かすのも良いですし
ビール瓶などにひっかけて乾かすのも良いです。
その時には、天日干しはしないでくださいね。
紫外線下ではアルカリ性の汚れが残っていると、黄ばみの元になります。
また日焼けにより、色があせる原因ともなります。
日陰で干すのが良いですが、天気が悪いと乾くのに時間がかかってしまい、カビの原因ともなります。
スリッポンやスニーカーを乾かす一番のおすすめな方法は
ドライヤーで乾かすことです。
靴を乾かすときによく使われるのが新聞紙です。
つま先に、新聞紙を入れて乾かしたことがありますよね。
確かに水分は吸いますし、型崩れを防ぐこともできますがドライヤーで乾かす場合には、風が上手くつま先の方まで届きません。
なので、ダンボールを新聞紙の代わりに使ってみて下さい。
ダンボールだと、水も吸いますし形も整えることができます。
そして、ドライヤーの風がつま先まで届き、乾かしやすいです。
黄ばみやカビを生やさないためにも、ドライヤーで乾かすのをおすすめします。
まとめ
真っ白いスリッポンやスニーカーは、買ったらすぐにでも履きたくなるほどテンションが上がるアイテムですが
汚れが目立つのが難点ですよね。
汚れを落としやすく、付きにくくするためにも靴を新しくおろす前に、防水スプレーや、撥水スプレーを吹き付けておくと良いですよ。
急な雨の日でも安心です。