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京都の四大行事の一つ五山送り火とは?大の文字の意味と点灯時間

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日本一有名な送り火と言えば、京都の五山送り火ですね。
京都の五山送り火の中でも、一番有名なのが大文字焼きです。

なぜ「大」の文字なのか知っていますか?

今回は知っているようで知らない京都の五山送り火の紹介をしたいと思います。

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京都の五山送り火とは?

毎年お盆の時期に京都周辺の山で行われる送り火です。

夏の風物詩としてとても有名な五山の送り火ですが、実は謎だらけの行事なんです。

五山送り火とは、精霊送りの行事で京都盆地を囲む5つの山で行われていることから、五山送り火と言われています。

一般的に、大文字焼きとも言われていますが「大」の文字以外もありますので、京都の人は大文字焼きとは呼ばず、単に「送り火」という事が多いです。

ですが、大文字山付近の超地元民は親しみを込めて「大文字さん」と呼んでいます。

山は古来より信仰の対象でもあり、「さん」付で呼ぶことが多いですね。

わたしの地元には「六甲山」がありますが、そのイントネーションは名前を呼ぶときの「○○さん」と全く同じです(笑)

五山の送り火の日程

実施日:8月16日

点灯時間:午後8時~1時間程度

送り火とは?

お盆の時期には、ご先祖様の霊をお迎えするために迎え火を灯します。反対にお帰りになるときには、送り火をします。

お盆は正式には「盂蘭盆会」(うらぼんえ)と言い、梵字の音を日本語に当てはめた言葉です。お盆の時期にはご先祖さまの霊が帰ってくるとされ、おもてなしをする時期です。

京都は関西地方にありますので、お盆の時期は8月13日から8月16日までとなっています。

8月13日が迎え火

8月16日が送り火

毎年、8月16日に五山送り火が行われるのですが、本来送り火の前に迎え火があるはずなのですが、何故か迎え火は行われていません。

京都と言えば、古来より日本の中心であり陰陽師なども活躍していた土地でした。
魑魅魍魎な土地であるがゆえに、迎え火を灯してしまうと、他の霊まで集めてしまうので、迎え火はしないとか・・・

送り火はしても、迎え火はしない。
全く不思議ですね(笑)

また、いつの時代から始まったかも定かではありません。

平安時代に真言宗の開祖、空海がはじめた説や、室町時代や江戸時代とさまざまな説があるのですが、これほど大掛かりなイベントなのに、その起源すらはっきりとしていません。

ただ大文字焼きが行われる大文字山を所有する銀閣寺から、資料が見つかり銀閣寺を作った、足利義政をはじめたとする説が現在のところ有力なようです。

五山送り火の大の文字の意味は?

送り火の中で最も有名なのが大文字焼きですが、実はこの「大」がなぜ送り火として使われているのかも、はっきりしていません。

諸説ありますが、その一部を紹介します。

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悪霊退治

「大」の文字は☆(星)を模った(かたどった)もので、五芒星を表していた説。

五芒星は悪霊退散の意味を持ち、陰陽師で有名な安倍晴明の紋所でもありますね。

安倍晴明の五芒星を表しているといかにも、魑魅魍魎な京都のイメージにぴったりですが、それならそのまま五芒星を描けばよかったのでは?と個人的には疑問に思います(笑)

空海

「弘法も筆のあやまり」で有名な弘法大師、空海が「大」の字で護摩壇を組んでいたことから、「大」の文字を使った説。

空海さんは日本史の謎とされている問題にいろいろ出てきますね。
例えば、「いろは歌」を作ったのも一説には空海さんと言われています。

起源がわからないことは、偉い人のおかげ!とされることが多いんでしょうね。その方が箔がつきますから(笑)

仮に空海さんが起源とするならば、もっと確実に史料として残っててもよさそうだと思います。

北極星

北極星は、1年を通じてほぼ位置が動かないことから、世界中(北半球)で信仰の対象となっています。北辰北斗信仰ですね。

北極星を模った(かたどった)ものとして「大」を使った説。

幕末の志士、坂本龍馬は北辰一刀流の使い手ですが、この北辰も北極星の北辰北斗信仰が由来なのでしょう。

大文字焼きが行われている大文字山は京都から見ると東にあります。でも北極星、北斗七星は北にあるんですよね。

京都から見て北の山が無ければ、この説も可能性がありそうですが実際には北には山があり、しかも「妙」「法」の送り火がされています(笑)

一番有名で古そうな「大」文字焼きですら、諸説あるところに京都の歴史深さを感じますね。

京都の五山送り火の点灯時間

五山の送り火は右の大文字から5分間隔で反時計回りに点灯されていきます。

大文字  20:00

妙法   20:05

船形   20:10

左大文字 20:15

鳥居形  20:20

5つの送り火を同時に見る事はほとんど不可能です。
高い建物の屋上などからですと、見れる可能性もありますけれど一般の人には難しいです。

足早に各地を回れば見れるかも知れませんが、点灯されている時間はわずか1時間ほどですのでゆっくりと鑑賞されることをおすすめします。送り火はご先祖さまの霊をお見送りする行事なのですから。

五山の送り火の中で一番人気はやはり、大文字です。見えるポイントはたくさんありますが、暗くなってからではどこで灯るかは暗闇で見えません。

可能であれば明るいうちに火が点けられる場所、方向を確認しといたほうが無難です。

まとめ

今回は五山の送り火が、謎だらけということを中心に紹介しましたが、次回から送り火の鑑賞スポットなども順次紹介していきたいと思います。

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