せっかくお洒落な浴衣で彼氏と浴衣デートだったのに、
下駄の鼻緒が痛くて辛い思いをしたことがありませんか？
今回は浴衣デビューした多くの女の子が悩んでいる、靴擦れならぬ、鼻緒擦れに焦点を当ててその対策や
下駄でかわいく歩くコツなどを紹介します。
下駄の鼻緒が痛い理由
新しい靴を履いたときにも靴擦れを起こしやすいですが、浴衣を着るために下駄を新しくおろしたときになる靴擦れならぬ、鼻緒擦れは素足の分だけ、痛いですよね。
下駄を履いたときに、足が痛くなるのには主に3つの理由があります。
下駄のサイズが合ってない
私もそうですが下駄のサイズなんて正直知りませんよね。
靴を買うときは、指先に少し余裕があるようにしますが、下駄の場合はかかとが２～３センチ出るのがベストです。
つまり自分の素足から２～３センチ引いた数値が下駄のサイズになります。
ネットなどで購入するときは素足のサイズを測り参考にして下さい。
鼻緒が合ってない
鼻緒が狭くきつかったり、鼻緒が細いとそれだけ鼻緒擦れが起こりやすくなります。
鼻緒の幅は２センチ程度の太さが、あまり食い込まず楽に履けます。
歩き方が悪い
普段、普段私たちが靴を使って歩く時は踵から降ろし、つま先を使って歩きます。
しかし、下駄を履いて歩くときは、そうではありません。
正しい歩き方で歩けば鼻緒擦れも起こりにくくなります。
正しい歩き方は後ほど説明しますね。
鼻緒が痛いときの対策
それでは実際鼻緒擦れが起こらないようにする方法を紹介します。
指の付け根まで入れない
指の付け根まで鼻緒をしっかりと入れるのではなく、親指と人さし指を広げ気味にして股の間に指一本くらいの余裕を持たして下さい。
全体としては、鼻緒が足に軽くフィットするような感じが良いです。
鼻緒を広げる
鼻緒が狭い場合は、鼻緒自体を少し広げると楽になります。
まず、鼻緒の付け根部分（前壺と言います）を人さし指と中指で挟み上にゆっくりと引き上げます。
そのあと、両手をV字になっている鼻緒の部分に入れて内側から優しく広げるようにします。
綿を巻く
鼻緒の付け根の部分に綿を巻くのも楽になります。
ですが、一番のオススメは前もって鼻緒が当たる部分や指の間に絆創膏を貼るのがとてもよいです。
また、靴擦れ用の絆創膏などもありますので浴衣で出かけるときは手元にあると活躍します。
もみほぐす
浴衣セットなどで一式揃えた下駄などに多いのですが、鼻緒の中身が、新聞紙やボール紙を丸めたものがほとんどです。
もう少し、お値段が高いものだと綿がしっかり入っていて柔らかく、鼻緒擦れも起こりにくいのですけれど
今は、手元にある下駄を心地良く履けるようにしましょう。
セットで購入した下駄などは、ボール紙が歩くたびに指に食い込んでるようなものなので、擦れて皮が剥けてしまうのも当然です。
なので、指に当たる鼻緒の部分を優しく揉みほぐします。硬さが多少取れて柔らかい感じになればＯＫです。
下駄の歩き方のコツ
女性の浴衣での下駄は、主にサンダル感覚で履ける相右近と呼ばれる下駄が多いです。
二枚歯（裏に２本の出っ張りがある）の下駄と同じなのですが、基本として下駄で歩くときは、前に重心を掛けて歩きます。
下駄の先端が地面につくように倒し、爪先で蹴るように歩きます。着地は踵からではなく、足の裏が平行になるように着地します。
踵から着地すると踵が出ていますので痛くなりますよ！
足幅は小さく、小股で歩くようにすれば可愛く見えます。
間違っても、大股では歩いちゃダメですよ。
まとめ
せっかく浴衣を着たので、痛いのを我慢して下駄を履く気持ちもわかりますが、浴衣デートで辛そうにしている女の子を見るのも男の子は辛いと思います。
せっかくの花火大会や夏祭りなのですから、痛さ楽しめないのは勿体無いです。
歩く距離も多いですし、着慣れない浴衣も着て余計に疲れるはずです。
我慢しないで、ビーチサンダルを履いても大丈夫ですよ。子供っぽく見えるのが嫌なら、サンダルがオススメです。
案外というか、充分サンダルでもかわいいものですよ。
ご参考になれば幸いです。