コンバースの白のスニーカーや白のトートバック、使っていくうちに汚れてしまい、洗いたくなりますよね。
でも、キャンバス地を洗濯するには正しい方法で洗濯しないと黄ばみが出てきてしまいます。
今回は、キャンバス地の黄ばみを買ったときの白さに戻す方法を紹介します
スニーカーの黄ばみの原因は?
白いスニーカーを自宅で洗い乾かしたあとに黄ばみが出てきたことはありませんか?
洗っている途中や水気があるときには、なかったはずの黄ばみが、乾かしたあとに出現・・・
せっかくのお気に入りにいりの白いスニーカーやキャンバス地のトートバックが悲しいことに。
白いシャツや Tシャツの黄ばみは身体の皮脂などの油汚れが酸化することによって黄ばむと言われています。
白いスニーカーは身に付けるものなので、同じように思いますが
白いキャンバス地のトートバックは、別に皮脂の油汚れはそんなについていないですよね?
キャンバス地の黄ばみの原因①
実は、キャンバス地の黄ばみの原因は、汚れというより
洗うときに使った洗剤の残りカスが原因です。
洗剤の濯ぎ残しが、紫外線に反応して黄ばみになります。
特に、洗うときに使用した洗剤が
弱アルカリ性だと、黄ばみが顕著になります。
なので、キャンバス地の白いスニーカーや、トートバックを洗うときは
弱アルカリ性の洗剤ではなく
中性洗剤で洗うようにして下さい。
そして、一番大事なことは洗剤をしっかりと
残さないように濯ぐことです。
キャンバス地の黄ばみの原因②
もう一つキャンバス地を洗濯したあとに出てくる黄ばみの原因が
あります。
それは、そもそもそのキャンバス地を加工する際に使われた漂白剤です。
洗濯することで、加工に使われた漂白剤が表面に出てきたために
黄ばみになって出てきます。
特に生地の厚みがあるところ、縫い合わせのところに黄ばみが出てきます。
スニーカーの白 洗濯後の黄ばみには酢が有効?
白いスニーカーに黄ばみが出てきたからといって
一生懸命に洗剤でゴシゴシ洗っても、黄ばみ自体は薄くなることは
あっても、なかなか取れません。
そんなときは、洗ったスニーカーをお酢に浸け置きします。
お酢の性質はご存知、酸性です。
そして、衣服用洗剤の多くは弱アルカリ性です。
ですので、キャンバス地に残った弱アルカリ性の残骸を中和するためにお酢を使います。
用意するもの
- バケツ
- 水
- お酢
バケツにスニーカーが完全に浸るぐらいに水を入れます。
お酢と水の量は1:3ぐらいです。
結構、お酢を入れたほうが良いです。
お酢に漬ける時間は、最低でも1時間以上。
夜に浸け置きしておき、朝に確認するのが時間の無駄がありませんね。
乾いたタオルや洗濯機でよく、脱水したあとに日陰干して下さい。
同様に白いシャツなどの衣類の場合でしたら
レモンの搾り汁でも、黄ばみを取ることができます。
この場合は、洗面器に浸け置きします。
シャツ1枚で、レモン1個分の果汁を加えます。
わざわざ、新しいレモンを使うのがもったいない場合は
しぼった後のレモンを数個入れるのも有効です。
スニーカーの黄ばみに対して漂白は?
一般的に汚れがひどいものに対して、漂白剤を入れることが多いかと思いますが、漂白剤は汚れを分解して落とすものなので黄ばみにはイマイチ有効ではありません。
また、漂白剤は液体タイプと粉末タイプとでは性質が違います。
一般的には、粉末系のアルカリ性の漂白剤のほうが、洗浄力が強いですが、先ほどから言っているように
やはり、アルカリ性の濯ぎ残しが黄ばみの原因となりますのであまりおすすめはしません。
そこで、漂白剤のかわりにおすすめするのが
蛍光増白剤が配合された洗剤です。
蛍光増白剤とは?
一言でいうと、蛍光増白剤を使うと布の白さが戻ります。
難しいことは、理解できません。
ですが簡単に説明すると、蛍光増白剤が配合されたものを使うと、紫外線を吸収して蛍光色(青色)になり、黄ばみの見た目を抑えるらしいです(笑)
蛍光増白剤が配合された洗剤もありますが、海外で一番有名なのが、こちらの商品になります。
グローホワイト 【Dr.Beckmann(ドクターベックマン)】 白シャツの黄ばみを輝く白に。グローホワイト(蛍光増白剤)やシャツの輝きをよみがえらせます。/大掃除/大そうじ
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こちらは、あくまでも蛍光増白剤に特化されたものなので、汚れを落とす場合には洗剤が必要になります。
繰り返し使うことにより、UVカットの効果を持つそうです。
白いシャツにはぴったりですね。
白地のものにしか使えませんので注意して下さい。
まとめ
今回紹介した方法は、あくまで白いキャンバス地のスニーカーやトートバックで試して下さい。
大前提として、水洗いが出来るものに対してです。
色の付いたものや、部分的に革が使われている場合には適していませんのでご注意下さい。