お彼岸にお墓詣りに行けないときもあると思います。
そのようなときは、お供え物を送りましょう。
お供え物はいつまでに送れば良いのか?金額の相場や熨斗の書き方を紹介します。
お彼岸にお供え物はいつまでに送る?
お仏壇にお供えするものですから、やっぱりお彼岸前には届くように送りたいですよね。
お彼岸は年に2回あります。
春のお彼岸と秋のお彼岸です。
お彼岸の時期
秋のお彼岸・・・秋分の日を挟んで前後3日間 計7日間
春分の日や秋分の日は、ちょうどお昼の長さと夜の長さが同じになる日ですので、毎年同じ日にちではありません。
そしてお彼岸の時期は、春の時期も秋の時期も7日間あります。
お彼岸の時期のちょうど真ん中の日を、中日(ちゅうにち)と言います。7日間の初めの日を「彼岸入り」最終日を「彼岸明け」と言います。
平成28年の秋のお彼岸の場合ですと
9月19日(月)~9月25日(日)が秋のお彼岸にあたります。
9月22日→秋分の日(中日)
9月25日→彼岸明け
ですので、お供え物は彼岸入りの日には届くようにするのがベストです。遅くとも中日には届くようにはしたいですね。
お彼岸のお供え物の金額の相場は?
お彼岸のお供え物の金額の相場ですが、だいたい2千円~3千円ぐらいが相場になります。
お供え物は何を送る?
お供え物は、基本的に仏様である故人に贈るものですので故人の好物だった物を贈るようにします。
ですが、お供え物はお仏壇に供えたあとは、下がりものとして頂くことがほとんどですので、食べられる果物やお菓子を送ることが多いです。
お盆の時期ですと、他の親族も集まるでしょうから日持ちがするものや、後で別けられるような物がおすすめです。
お供え物選びに困ったときには、少し高価な香の良いお線香を送るのも喜ばれます。
仏様に良いかおりを嗅いで頂くのも、立派な供養のひとつですし、お仏壇を管理しているご両親にしても、お線香は消耗品ですので一石二鳥です(笑)ろうそくなども良いですね。
お供え物を送るときの注意点は、お肉類はマナー違反になりますので注意して下さいね。
お彼岸のお供え物 のしの書き方
お彼岸に贈るお供え物ですが、ほとんどの方がデパートやスーパーで購入すると思います。
店員さんは、冠婚葬祭の知識も豊富な方が多いので、お彼岸に送るお供え物であることを伝えれば、きちんと、のし紙や水引を選んでくれます。
表書きなど
表書きは
「御供」(おそなえ)
水引の種類
関東地方・・・黒白の水引
関西地方・・・黄白の水引
であることが多いですが、初めから印刷されていることが多いのであまり気にしなくても良いと思います。
もちろん、地域差や各家庭の習慣で違うこともありますので要注意です。
水引の上に
水引の下に
弔事のときは、薄墨を使うことが多いですが、普通の濃さでも大丈夫です。また、記入する際はサインペンやボールペンではなく筆ペンを使用します。
ちなみにキリスト教の場合には、お仏壇もありませんのでお供え物を送る習慣もないです。
まとめ
冠婚葬祭のマナーは、地域の風習、家庭で変わるものです。
なるだけ義母に確認をしながら進めたほうが良いです。
母親というものは、少なからず自分の息子を取られたという感情があるので、基本お嫁さんに対しては厳しく減点方式です(笑)
そして、その減点はおそらく一生続く恐ろしいものです。
わたしの母は、嫁入り道具のことで長年嫌味を言われてきたそうです。そしてそれは、祖母が亡くなるまで続きました。
お嫁に行った以上、旦那様の家系に入ったのですから、お母様の顔を立てて何でも相談し、マナーやしきたりを勉強していくのが上手くいく秘訣です。
はじめてだと、大変だと思いますが頑張って下さいね。