せっかくの出かける潮干狩り!どうせ行くのなら大漁を狙いたいですよね。
そのためには、事前準備をしっかりすることが大事です。
何度か潮干狩りには行ったけど、思うようにアサリを採れなかった人、初心者を脱したい方に潮干狩りのコツを伝授していきます!
潮干狩り取り方のコツ
なんと言ってもアサリの習性を知りどこに生息しているかを知ることが大事です。
アサリの生息場所
アサリは浅利と書くように、浅い場所に生息しています。だいたい5センチ~10センチのところにいます。
アサリの好む場所は潮がひいた「かけあがり」と呼ばれるスポットです。少し傾斜している斜面の裏側は波が直接当たらないので、アサリが生息する場所に適しています。
まずは、アサリの目を探して下さい。アサリの目とは、アサリが吸水のために管を出したあとに残る穴のことです。そこを中心にして
熊手を使って探します。
熊手の使い方
コツは熊手で掘るのではなく、大きく掻くように熊手を使います。柔らかくなった砂を素手で掘りアサリを見つけます。ケガをする場合もありますので、軍手をした方が良いですね。
熊手はあくまでも補助的に使い、軍手をした手で探すのがコツです。
深さ10センチぐらいのところを広く探すのが良いです。
また石の下や岩や杭などの陰になっているところは、人の手が入っていない可能性が高いのでおすすめです。
ベテランを探す
少しズルいような気もしますが・・・アサリを獲るコツはベテランさんの後を追うのが簡単です(笑)
どんな趣味や分野でも同じですが、一目見て「この人はベテランだな!」と気付きませんか?佇まいというか纏っているオーラ、使いこまれた道具や、着こまれた服装などなど。「この人は出来る!」みたいな感じです。
わたしは、スポーツジムに通っているのですが、やっぱり新規の会員さんは一目ですぐにわかります。折り目のついたTシャツ。ピカピカの運動靴。キョロキョロとした不安そうな顔。
かつては、自分もそうだったのに、少し上から目線(笑)
特に地元の人っぽい見つけると、楽です。地元の人は服装でわかりますよね。なんか、こうふらっとコンビニに立ち寄るような雰囲気の人です。話し好きの人も多いので、仲良くなれば色んな情報をゲットできますね!
アサリの目より地元民を探すべし!
潮干狩りのコツは道具選び
潮干狩りの道具は、案外100均やホームセンターで揃ったりするものですが、実は現地の釣具屋さんや金物屋さんで揃えるのが脱初心者への道です。
潮干狩りに持っていく持ち物や服装はこちらで紹介していますので、今回は道具選びではなく道具を揃える場所のコツを紹介します。
わたしは海のある街に住んでいますが、海沿いの道路にはやっぱり釣具屋さんが数件並んでいます。釣具屋さんはその道のプロなので、アサリが獲れる場所とか穴場などについて情報を仕入れましょう。
ちなみに、わたしは初めて訪れた場所で良く使う手ですが、タクシーの運転手さんに、おすすめのお店を聞きます。タクシーの運転手さんって、多くのお客さんを乗せてるので、人気のあるスポットやおいしいお店を知ってることが多いんです。
といいつつ以前、タクシーに乗り「おいしい焼肉屋さんに連れていって下さい!」と頼んで連れていかれたお店はチェーン店でしたが(笑)
アサリの獲れる場所は(おいしいお店)釣り具屋さんに(タクシーの運転手さんに)聞くべし!!
潮干狩りに適した時間のおすすめ
潮干狩りとは文字通り潮が引いた時間帯にするものなのですが、その時間帯を知らなけらばはじまりません。
やみくもに朝早く到着しても潮が引いていませんと待ちぼうけです。
だいたい、引き潮の1~2時間前ぐらいに現地に到着するのがおすすめです。
潮の満ち引きは、月の引力に影響されています。1日2回海の高さは高くなったり低くなったりしています。
潮干狩りに適している、時間帯は大きく潮が引いている時間なのですが、そのなかでも特に大きく潮が引く日は大潮と呼ばれており、1か月に2回あります。大潮の前後、3日ずつぐらいが潮干狩りに適した日になります。
潮干狩りに適した大潮とは
大潮は月の引力が最大になる日なので、その日のお月さんは必ず、新月(完全に月が見えない)か満月です。
お月さんは地球の周りを約1か月掛けて回っているのですが、約15日掛けて、新月→満月となります。今は新暦の太陽歴を使っていますが、昔は旧暦、つまり月の周期にあわせた太陰暦・陰暦を使っていました。なので旧暦では必ず、1日は隠れて見えず、3日は三日月15日は満月でした。
今は太陽暦なので、日付からはお月さんの状態はわかりませんので、潮干狩りに適した時間や日にちは海上保安庁のホームページがとても参考になります。
潮の満ち引きのことは、海上保安庁に聞くべし!!
まとめ
今回は、少し違う視点から潮干狩りのコツを紹介してみました。
まとめると
- アサリの目より地元民を探すべし!
- アサリの獲れる場所は釣り具屋さんに聞くべし!!
- 潮の満ち引きのことは、海上保安庁に聞くべし!!!
潮干狩りは、小さなお子様でも十分楽しめるものですが、日焼けにや熱中症に十分に注意して下さい。