夏祭りはやっぱり浴衣でお出かけがいいですよね。
たっぷり汗をかいて夏祭りを楽しんだら、浴衣もしっかりと手入れしてあげないといけません。
浴衣を買ったものの手入れの方法や洗い方を知らない方にご家庭で出来る簡単な洗い方などの紹介をします。
浴衣の洗い方 家で出来る?
まずは裏地に付いている絵表示のマークを確認して下さい。洗濯機と手洗い×がなければ、ご家庭でも浴衣を洗えます。
浴衣は本来、湯上りに着たり寝間着として使われていました。
日常生活で普通に着られていたものですよね。それこそ、クリーニング屋さんがない時代からあるものなので、手洗いができて当然とも言えます。
お手頃に手に入れられた浴衣でしたら、それほど神経質なる必要もないと思います。
やさしく手洗いし日陰で干せばきちんと来年も楽しめます。
ですが、しっかりとした生地の感触がお好みでしたらクリーニングに出しても良いですし、少ししんなりとした感じがお好みでしたら、自宅で洗うのをオススメします。
私はしんなりとした方が好きなので、自宅で洗っています。
手洗いの方法
大きなタライに(と言っても今の時代には珍しいでしょうけど、なければ洗面台のシンク)30℃以下の水を張ります。
熱いお湯だと生地が縮む可能性がありますので気をつけて下さい。
- おしゃれ着用洗剤を溶かす
- たたんだ浴衣を入れ、押し洗いをする
押し洗い
- 汚れた部分を外側にして、たたんで洗剤液の中に漬けます。
- 20~30回ほど手のひらで押したり持ち上げたりして優しく洗います。
浴衣全体に洗剤液を潜らすように、水の中で沈めたり、浮かしたりして洗います。
もんだり、こすったりしてはダメです。洗濯機で30秒程度脱水し、脱水後はすぐにシワを伸ばして下さい。
浴衣の洗い方 洗濯機では?
私ははじめ、手で浴衣を洗っていました。しかし、色落ちなどしなかったので、今は洗濯機で浴衣を洗っています。
洗濯機で洗う場合、絡まないように洗濯ネットが必要です。
はじめて浴衣を洗うときは、必ず色落ちしないかどうか試してからにして下さい。
色落ちテストの方法
浴衣の目立たない箇所に洗剤液を原液でつけ、5分ほど放置します。
白い布で押さえ、色がつかなければ大丈夫です。
もし色が付いた場合は、他の衣類に色移りしないように、その浴衣だけ単独で手早く洗いましょう。
洗濯機で洗う方法
気になる汚れには、前もっておしゃれ着用洗剤の原液をつけ、なじませとくと良いです。
左右の袖を合わせ洗濯ネットの大きさに合うように、屏風畳みにします。ネットに入れるときは、汚れやすい裾などを外側にして下さい。
洗剤は、おしゃれ着用洗剤を使い、「手洗い ドライコース」を選んで洗濯します。
脱水後はすぐに取り出し、縫い目を伸ばし、軽くたたんでシワを伸ばします。
浴衣の染み抜きの方法
浴衣に付いてしまった染みは、洗濯時であれば酸素系の漂白剤を使って部分落としをします。
ですが、一番落としやすいのはやはり汚れが付いてしまったときです。
シミをなるたけ残さないようにするには、応急処置を素早くするのが大切です。
染み抜きの方法
ジュースやビールなどの液体が浴衣に付いてしまったときは、ハンカチやティッシュでそっと押さえます。
ウェットティッシュがあればベストですね。
汚れを押さえるときは強く押さえると、繊維に汚れが染み込んでしまい取れにくくなるので、必ず優しく押さえて下さい。
ご自宅でする場合は、まずは布地の裏にタオルなどを当て、ぬるま湯で軽く叩くように押さえるのを繰り返して下さい。
怪我などをして血が付いたときは水でやっていまうと、血が凝固してしまうので注意して下さい。
まとめ
あまり汗もかかずに。まだ着る予定があるときは、家に帰ったら必ず風通しの良い場所で吊るしておきましょう。
また汗が気になるならユニクロのエアリズムがオススメです。汗を素早く吸ってくれ、ムレを軽減しますのでかなり快適になります。
子供用、男性用もありますので便利です。
以上、ご自宅で浴衣を洗う方法でした。
ご参考になれば幸いです。