冠婚葬祭のマナーって本当に難しいですよね。
結局は気持ちの問題だとは思うのですが、そう一筋縄でいかないのが
冠婚葬祭のマナーでして(笑)
高校時代の友人から結婚の報告を受け、とりあえずお祝いの言葉だけは言えたものの、
その後どうしたら良いか?
と悩んでいる方に少しでも参考にできるような情報をご紹介いたします。
結婚式のご祝儀の相場 友人なら?
あなたのご友人の中で、はじめて結婚するカップルが誕生しました。
おめでとうございます!!
私も経験がありますが、同じ年齢なのに結婚を決めた友人の顔が随分大人びて見えたのが、とても不思議でした。
6月はジューンブライドということもあり、5月より結婚式に招待されることも多くなってくると思います。
さて、友人の結婚式のご祝儀の相場はいくらなのでしょうか?
ふるくより、別れや死、苦しみを連想させる
2 4 9 や偶数の数字は縁起が悪いとされ、包んではいけない額とされています。
ご友人へのご祝儀の相場
ずばり、3万円です。
これは、恥をかかない常識的な額だとされています。
ですが、まだ学生やアルバイトの場合、3万円って結構大きい額ですよね。
式に招待されるとなると、さらにドレスやヘアメイク、小物などで出費が重なりまし。
ですので、最近では2万円でも良いという風潮もあります。
しかし、一般的には「非常識な人」と思われる可能性もありますので、招待してくれる人との関係性も含めて考慮する必要性があります。
ご祝儀が2万円でも結構ですが、配慮は必要です。
1万円札を2枚では、割り切れる数字で縁起が悪いので、
1万円札×1枚と 5千円札×2枚 の計3枚にして下さい。
もちろん、金額にかかわらずご祝儀の札は新札にして下さいね。
銀行などの金融機関で、新札にかえてもらえます。
結婚式のご祝儀の相場 披露宴なしの場合
一般的には、披露宴に招待を受けたときは、ご祝儀を包むことが礼儀とされています。
それでは、披露宴がない場合のご祝儀は必要ないかと言われますと、
1万円が妥当な額となっています。
披露宴がなくても、注意しなければいけない点があります。
最近では派手な披露宴をしない代わりにカジュアルなパーティーで代用するカップルも多くなってきています。
ウェディングパーティーと呼ばれるものです。
その場合、ご祝儀はどうするか? 相場はいくらか?
が問題となってきます。
本当に軽食のみの簡単なものでしたら、1万円ぐらいのご祝儀でも良いです。
しかし、注意しないといけないことは、名称だけがパーティーとなっているだけで、お料理も用意され引き出物も準備されているのでしたら、ご祝儀を用意したほうが失礼にあたりません。
事前にどうやって見分けるかが難しいですが、開催時間が2時間ほど取られている場合は、一般的に披露宴に相当するものとして考えた方がいいみたいです。
その場合、ご祝儀は必要となります。
結婚祝いとご祝儀は別?
私の友人が結婚したときに一番悩んだのが、実はこれでした(笑)
結論から言うと、同じと考えても良いし別でも良い。
余計にわからなくなりますよね。
一般論で言うと、結婚式でご祝儀を渡されるのでしたら、ご祝儀だけで大丈夫です。
仮にご祝儀と呼べるような高額なものを「結婚祝い」として差し上げるなら、わざわざ現金を包まなくてもよいです。
ご友人の結婚式でしたら、他のお友達と一緒に結婚祝いをプレゼントし、ご祝儀は個別に包むのでよろしいのではないでしょうか?
本来、結婚のお祝いは挙式前のなるべく早い時期に、大安などの縁起の良い日を選び、直接お届けにあがるものとされています。
私を含め、最近では縁起が良い日を選んでお届けすることは少なくなっていますが、これが本来の慣習です。
まとめ
はじめての結婚式への出席は、とってもドキドキしますよね。
それが、ご友人でしたらなおさらです。
今回は、あえて一番初めに遭遇するシチュエーションをあげて説明しましたが、ご祝儀ひとつとっても大変悩ましいケースがたくさん出てきます。
冠婚葬祭でのマナー違反はたとえ悪気がなくても、いえ、悪気がないからこそ余計に「常識がない!」と後々まで言われ続けます。
せっかくのお祝いごとなのですから、どちらの立場にたっても気持ちよく、スマートにしたいものですね。
一緒に勉強していきましょう!
ご参考になりましたら幸いです。